しかし見逃してはいけないもっと重要なポイントがあります。
『このポルシェ 911 カレラ2の走行キロは74,000キロと走り過ぎかな』とお思いになりませんか?
年間走行キロに直すと少ない走行と言えるでしょう。
むしろ適度に動かされ、しっかり整備されてきた状態のとてもよい車両なのです。
この種の車には、一般車と違い高速回転でエンジンをまわすなど、車両全体を含めて酷使する機会が多くなるため、過去の診療記録なる
整備記録がメンテナンスを適切にするためには必要です。
またこの車両は、45,000キロ走行時にポルシェセンターにてエンジンOHをしており、
言い換えればエンジンが
生まれ変った後、まだ29,000キロ程度しか走行していないことになります。
またホイールも標準の16インチを履き、見た目重視と17インチを履く964系が多い中、ボディーに無理な力が
加わる事がないので、
ボディーのやれもございません。
フルノーマルで、整備履歴のしっかりある964系は少なくなってきております。
ポルシェを所有する喜び、走る喜びを、是非体感して下さい。